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チリワインの歴史は1524年に始まります。インカ帝国を滅ぼしたフランシスコ・ピサロが初めてチリに葡萄栽培を持ち込み、その後サンティアゴ市周辺からゆるやかに葡萄栽培は広がっていきました。

19世紀の半ばまで、ほとんどのチリワインは、ワインに煮詰めた葡萄果汁を加えた甘味ワインでしたが、1851年、ドン・シルベストレ・オチャガビアという人物がフランスから初めてカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネといった高級品種をチリに持ち込み、チリワインの新しい歴史が始まりました。

その後、サンタ・カロリーナやコンチャ・イ・トロ、サンタ・リタ、サン・ペドロといった貴族やブルジョワジーたちの経営による大規模なワイナリーが次々に設立され、葡萄品種の栽培だけにとどまらず醸造学者や最新の技術も導入し、さらなる品質の向上を目指しました。

1860年代、ヨーロッパのほとんど全ての葡萄を壊滅させたフィロキセラ禍、チリはこのフィロキセラ禍を唯一受けていない国なのです。このため、ヨーロッパへのチリワインの輸出が急増し、チリワインの第一期黄金時代を迎えます。

そして1980年代、スペインのトーレスやボルドーのラフィットがチリでのワイン生産に乗り出し、最新の醸造設備できわめてインターナショナルな味わいのワインを造りあげ、これ以降チリワインに新しい歴史が生まれました。

現在、チリならではの土地と、人件費や畑の不動産の安さにより、きわめて質の高いワインが驚くような価格で販売されています。そんな背景もあり今後もチリワインの人気は上がることでしょう。



コノスル





 







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