CASTELL d'ENCUS
カステル・デンクス

標高1,000メートルで造られる最高のワインたち

カタルーニャ州の内陸ピレネー山脈標高1000mの地にあるPallars Jussa(パジャルス・ジュサ)という地区でワインを造り始めた。今まで培ってきた知識、経験を全て注ぎ込み、エリアはもちろん、スペインを代表するボデガとして世界中のスペインワインファンから注目され、多くのワインジャーナリストも大絶賛しています。

パジャルス・ジュサという地区は、D.O.コステルス・デル・セグレの最北に位置し、ピレネー山脈手前の山の斜面にあり、気候も環境も他の地区と全く異なります。「世界的な温暖化に対応するため、自分の目指すスタイルのワインを造るために、標高が高く冷涼なだけでなく、ブドウがきちんと成熟する環境があるか、日照量、ミクロクリマ、土壌、全てに納得できる場所を見つけたかった。」と語るラウル・ボベ氏。北の地で標高が高いため、雹や氷結、霜の被害のリスクも高い。「標高が高いから良いワインができるというわけではない。逆に難しいことのほうが多い。完璧に適した場所を選ばないと良いワイン造りはできない。収穫期は雨が多いので、いつも斜面を選ぶ必要がある。温度、日照量のバランスが完璧でなければならない。未熟の状態になるケースが多い。剪定、接木、栽培方法など、非常に注意を払ってやる必要がある。」 と厳しい環境下でのワイン造りは、高い醸造経験を持つ人物だからこそ成しえるものです。

スペインワイン界では誰もが一目置く醸造家

ヨーロッパ最高と言われるワイン研究所を持つトーレス社で16年間醸造責任者として活躍しスペインで最も知識、経験を持つ醸造家のラウル・ボベ氏。短所は『完璧主義』というラウル・ボベ氏。今まで培ってきた知識、経験を全て注ぎ込み、エリアはもちろん、スペインを代表するボデガとして世界中のスペインワインファンから注目され、多くのワインジャーナリストも大絶賛しています。全てのワイン関係者から一目置かれる存在のスペイン最高の醸造家のひとりなのです。




高い知識、経験に裏打ちされた新旧の融合

12世紀から僧侶たちが住み、病院としても利用されていたという塔「カステル・デンクス」。その当時から、ブドウが植えられ、ワイン造りが始まったそうだ。僧侶たちは少なくとも1752年まで住み続け、ワイン造りが続いていたようです。

95haの敷地内に、林を多く残し、23haを畑にし、南向きで、北風からブドウ樹を守り、アルバリーニョ、リースリング、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワール、シラー、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドなどを栽培。殺虫剤、化学肥料は一切使わない自然派。設備も最新のものを揃え、重力を利用した設計。ワイナリーとしては初めての、4kmに及ぶ管を地中に埋め地熱発電を行い、省エネ・環境保護にも力を入れています。

当時使われていた発酵につかうための岩を彫った踏み桶、しかも重力を利用した設計になっているのは今でもその原型をとどめています。ラウル氏はこの岩の発酵槽で一部のブドウを発酵し始めています。

多くのワインジャーナリストも大絶賛

※ジャンシス・ロビンソン女史のブログより
エル・ブジでソムリエとして働いていたアグスティ・ペリス氏の薦めで、コステルス・デル・セグレからとりわけ素晴らしい白ワインが送られてきた。スペインのリースリングについて納得できるものはないと思ってきたが、このカステル・デンクスの「エカム 2008」 にはやられてしまった。

※ホセ・ペニン氏コメント
もはや主要産地を離れて空の近くの秘境で畑を探そうとする生産者の努力は今に始まったことではない。しかし、ピレネー山脈の標高1000mの土地でワイナリーを建て、ブドウを植えることは、最も難しいことだ。それが、スペインで最も著名な醸造家の一人、ラウル・ボベ氏のチャレンジである。

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