Champagne Delalot
シャンパーニュ・デュラロ

40代前半のジェローム・ルフェーヴルがほぼ一人で手掛けているRMシャンパーニュです。ヴァレ・ド・ラ・マルヌのNogent-l'Artaud(ノージャン・ラルト)村を本拠地としています。

この村で9代葡萄栽培を続けている家系のジェロームですが、若い頃は田舎での生活を好きになれず、パリへ出てソルボンヌ大学で文学を学びました。卒業後は文筆家として仕事をしていました。

パリでの生活を暫く続けましたが、家族から畑を引き継いだ事をきっかけに、2010年に村へ戻り、ワイン造りを始めました。両親はワイン造りを行っていなかった為、自らの醸造設備を所有していません。現在は叔父であるクリストフ・ルフェーヴルの醸造所を間借りしてシャンパーニュを造っています。
年間生産量は少なく、全てのキュヴェを合わせても3500本程。
全てのボトルに手書きでナンバリングがされています。

まだ新しい造り手ですが、最初のキュヴェのリリース直後から高い品質が話題になりました。最新のRMの造り手達を紹介しているランス市内の人気エピスリー「オ・ボン・マンジェ」でも紹介され、現在世界のシャンパーニュ愛好家から最も注目される造り手の一人です。

また生産量も少ない為、彼のワインは既に世界的に入手が困難になっています。日本へは今回が初めての入荷です。

畑・収穫・醸造

畑はCharly-sur-Marne(シャルリィ・シュール・マルヌ)とSauchery(ソルュリー)の丘に所有。この2つは繊細なムニエが出来る丘として知られています。畑の面積はわずか1.07ヘクタール。

2009年よりビオロジック農法を実施。全ての作業は手作業で行っています。

畑の表土にはパイヤージュ(敷き藁)を行います。畑には雑草を残すと共に、自ら用意した藁や木片を葡萄畑の表土に敷き、表土を保護しています。植物由来のエッセンシャルオイルの散布、また馬による耕作も行っています。

ビオロジック農法の導入については、大学で哲学を勉強していたジェロームらしく、ノヴァーリスやバシュラールら哲学者の思想や、福岡正信の影響も受けています。

醸造に関してもより自然なアプローチで行っています。長期間の発酵。全ての作業は月齢カレンダーに沿って行われます。キュヴェごとに木樽の使用や、ドザージュ量などを調整し、テロワールの個性を最大限に表現したキュヴェに仕上げています。

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