またとない自然の賜物。

● 序章 ●
私達の始まりは土地です。200年以上前私達の祖先が耕し、糧を得ていたこの土地です。この土地で働き続け、貴重な実りを得られることを幸運に思っています。私達の後継者たちにもこの遺産を守って欲しいと思っています。そして、私達の歴史を語るワインを造り続けて欲しいと。

● 歴史 ●
パゴ・デ・タルシスの醸造所は1808年のものです。地中の巨大な石灰石の母岩に当たるまで土を掘り、その上に醸造所の建物全体が建てられ、それを囲む12haの葡萄畑がつくられました。

1991年に "アナ・スリア" と "ビセンテ・ガンディア" は古い醸造所を改築、改良することを決めました。そして、このまたとない土地の特徴を表現するようなワインを造るために必要な設備を整えることを決めました。

レケナでのカバ原産地呼称のスパークリングワインの醸造において、またこの地域でのビノ・デ・パゴの概念の発展において、私達がパイオニア的存在であることに誇りを持っています。

私達はこの産地のワインの歴史の一部を構成しています。そしてその歴史を讃えるため、タルシスのワイン醸造の最初の日と同じ情熱をもって努力を続けています。

畑・収穫・醸造

● 伝統と手工業的なワイン造り ●
パゴ・デ・タルシスでは伝統を尊重することにより、私達の起源、私達のルーツを日々感じています。

伝統が確固たる土台になり、私達の使命に対する自覚を支えています。使命とは手作業でのプロセスにより自然とそのサイクルを敬うことです。例えば、冬季剪定、枝の粉砕、望まない枝の剪定、小箱を使った収穫、選果台での葡萄の粒の選別、動瓶、澱抜き、ラベル貼りなどに至ります。これらの手作業により品質はさらにアップするのです。

● 標高 パゴの位置 ●
標高は海抜700mに位置しています。この標高の高さにより昼夜の温度差が非常に大きく、葡萄は酸度やフレッシュさを失うことなく成熟します。 畑は東南の方向に位置しています。葡萄の生育に好条件の午前中の柔らかな日光を受け、午後の灼熱の日光からは守られています。木々が自然と柵となりワイナリーを囲み、他の葡萄畑の害虫や汚染の侵入を防ぎ、畑を守っています。

● 土壌 エコロジー ●
3千万年前に水性微生物の骨格の堆積によりできた巨大な石灰質の母岩の風化作用により形成されました。

オーガニック栽培の基順を遵守し、土壌および葡萄畑に接しています。除草剤、科学的な農薬、合成肥料は使用していません。代わりに天然資源、有機肥料を使用し、自然環境のバランスを大切にしています。それは葡萄畑の生物的多様性にさらなる豊かさをもたらします。観察し尊重することがパゴ・デ・タルシスのモットーです。

シリーズ

● セラミック・シリーズ ●

パゴ・デ・タルシスの最もシンボリックで、パゴの畑で栽培される葡萄を使用した最も限定生産のカバのひとつ。ラベルはハンドメイドで粘土を焼いて作られた陶製のラベルで、当地に根付く陶芸の伝統への敬意を表している。この陶製のラベルには古代タルテソスの神話に登場するゴルゴーン3姉妹のメドゥーサ、ステンノー、エウリュアレーが描かれます。
オーナーのビセンテ・ガンディア氏はシャンパーニュで醸造技術を学び、スペイン政府の役人としてカバの醸造講師として務め、その後大手カバメーカーの技術主任の職を引き受け、その後独立しました。彼のカバ造りの極みに達し、カバ造りの名人といわれるようになりスペインの最優秀カバにも何度も選ばれています。

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