モナスティル
モナスティル・プロジェクトは、品質の根本的な源は、葡萄畑にあるとするコンセプトの再現。 生産量を限定し豊富なボディとエレガントな表情豊かなモダンタイプのワイン造りのプロジェクトです。 ナバーラ地区のラテン語のモナステリアムが由来のモナスティと呼ばれるこの土地は、さまざまな品質が栽培された古い土地でリオハの東隣、エブロ川の右岸にある特別な場所です。 白い小石の土壌は、水はけが良く、収穫は少ないが高品質の葡萄を生産することができます。 高原の高い標高は風通しをよくして、朝露の湿気から葡萄樹を守り、朝晩の気温差と、夏冬の極端な気候変化は、葡萄の生育に理想的であり、特にテンプラニーリョ、メルロ、カベルネ、シラーに適しています。 ナバーラは歴史的に品質のよい葡萄畑がある地域で、力強いフルボディのワインがつくられ、20世紀初めに黄金期を迎えました。その後、市場はより軽いワインを求めるようになってしまったため、ナバーラのワインは軽くなってしまった。 しかし、ここ数年、ナバーラにおいてのかっての栄光を取り戻す動きがあり、ビンタエ・グループの醸造責任者のラウル・アチャとそのチームが協力することになりました。 地形的にも気候的にも恵まれた、高品質の葡萄を栽培するために理想的な条件が揃っているフィンカ・モナスティルの土地を見つけました。 そして、昔ながらのワイン造りを表現し、この地域特有のオリジナルのスタイルを持った、素晴らしいワインを再生することができました。 〔モナスティル S.Xll システェル〕 (12世紀の修道院 シトー) 葡萄品種:メルロ、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン 熟成:フレンチオーク&アメリカンオーク新樽14ヶ月 カラーはチェリーレッドで、色が深い。素晴らしく上品な香りで、赤い果実と香辛料に、かすかなバルサミコの香りがします。 心地よい上品な風味で、フルボディ。 熟した感じの果実味と香辛料のニュアンスがアフターを引き締める。 〔モナスティル S.X クルニー〕 (10世紀の修道院 クリューニ) 葡萄品種:テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ 熟成:フレンチオーク新樽16ヶ月 カラーはチェリーレッドで、色が深い。凝縮された強い花の香りに、完熟した黒い果実や香辛料、燻した木が混ざったような香り。 骨格がしっかりしていて、熟した甘いタンニンが、口中に長く残る。 甘いバルサミコの風味が新鮮で、ミネラルがはっきりと感じられます。 |