Adegas Guimaro
アデガス・ギマロ

人口わずか8人の村で家族経営する小さなボデガ

D.O.リベイラ・サクラにある人口わずか8人の村で家族経営する小さなボデガ。20世紀初頭に興したボデガだが2003年にペドロがラウル・ペレスに出会いアドバイスを受けるようになってからそのワイン造りが大きく変りました。 D.O.リベイラ・サクラは1996年にD.O.に認定されたガリシア州にあるワイン産地。シル河沿いに切り立った断崖のような急斜面にテラス畑が広がります。 リベイラ・サクラとは『聖なる岸』という意味で古代ローマの植民地時代に葡萄畑がつくられたといわれます。

切り立った断崖に植わる樹齢100年以上のメンシア

アデガス・ギマロがあるD.O.リベイラ・サクラのサブゾーン・アマンティ地区は大陸性気候、土壌はピサーラ (粘板岩)。シル河沿いに切り立った断崖のような急斜面にテラス畑が広がります。ペドロに葡萄の樹齢を尋ねると『お爺さんが子供の時にはすでにこの葡萄から収穫していた』と返ってきました。

過酷な栽培条件と全て手作業で行われるワイン造り

アデガス・ギマロの所有する畑は全て切り立った急斜面(最大斜度は60度を超えるとのこと) 。過酷な栽培条件と全て手作業でのワイン造りには、生産者の知識と情熱が詰まっています。昔は収穫した葡萄は斜面下に下ろされ船で岸に運んでいたそうです。現在は写真のような昇降機を使い葡萄を斜面上に運ばれます。

ラウル・ペレスと造る伝説のワイン”EL PECADO”

ラウル・ペレスはアデガス・ギマロの所有する畑の風景を見て、ここなら偉大なワインが造れると確信したそうです。もともとエル・ペカドはラウル・ペレスとペドロ・ロドリゲスがホビーで造ったワインでしたがロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイトで98ポイントという高得点を記録してしまい、本格的に造り始めたワイン。

2005年(ファーストヴィンテージ)、2007年と連続してロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイトにて98ポイントを獲得。ラウル・ペレスの伝説を築きあげた1本がこのエル・ペカドです。(※2006年は自分たちがそのワインに納得せず未リリース)

《ロバート・パーカー氏のWebサイトのコメント》

2007年のエル・ペカードは、DOリベラ・サクラで収穫されたメンシア100%のワイン。

その霊妙なアロマは、ラ・ターシュの偉大なヴィンテージをしのばせる。
(読者の皆さんは、きっと私が誇張していると思われるだろうが)

ワインは、層状で、つやがあり、エレガント、たっぷりのスパイスが口の中で溶けるかのようである。ラウル・ペレスの並はずれたワインは試飲してみるまでは信じられないに違いない。言葉ではどうしても正当に評価することはできないのである。問題は、生産量が微少量であることだ。

伝説のワイン”EL PECADO”と同じ"B1P"

エル・ペカドは7樽(1,800本)つくり、900本にエル・ペカドのラベルが貼られ、もう900本にはギマロ・バリックB1Pのラベルが貼られます。YOMIURI ONLINEに連載をもつワイン・ジャーナリストの山本 昭彦氏は”B1P”について

ラウル・ペレスとのコラボレーションで造ったトップキュヴェ「エル・ペカド」と同じワインが詰まっているという。 そうした前書きは抜きにして、無心でグラスと向き合っただけで、このワインのすごさは伝わってくる。 ブルゴーニュのグランクリュに通じる華やかさ、優美さ、バランスの良さ。 ワイン・アドヴォケイトのJ・ミラー博士がラ・ターシュを引き合いに出した気持ちが分かる。飲むたびに、もっと飲みたくなる官能的な赤ワインだ。


とコメントを頂きました。

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