RAUL PEREZ
ラウル・ペレス



”直感的なワイン造りの天才の原型”

英国のワイン専門誌『デキャンター』はスペイン、ビエルソ出身の醸造家ラウル・ペレスの特集を行いラウル・ペレスのワインたちを二人のマスター・オブ・ワイン、Pedro Ballesteros Torres MW(ベルギー)、Sarah Jane Evans MW(英国) がワインを評価、素晴らしい結果となりました。
その特集の最初の文章は『Is this the world’s best winemaker?  Pedro Ballesteros Torres MW investigates...』、すごいスタートですよね。
文中、『直感的な天才は感情やビジョンの伝達者です。ラウル・ペレスは直感的なワイン造りの天才の原型です』とまでコメントされています。

ラウル・ペレス

1972年4月2日、ビエルソ生まれ。獣医を目指すが家業の葡萄栽培業を継ぐためにバレンシア醸造学校に入学し、スペインを代表するワイン醸造学者ニコラ・サンチェス教授を師事、卒業後家業のカストロ・ベントーサにて醸造家としてスタート。ラウル・ペレスの一族は1752年以来この村で葡萄を栽培してきた一族でビエルソではかなり大きな面積である65haの畑を所有します。多くの葡萄を協同組合に売却していましたがラウル・ペレスは売却をやめ、自分自身でワインを造ることを決意し、ボデガス・カストロ・ベントーサを興しました。
その同じ時期にスペインを代表する醸造家アルバロ・パラシオスがビエルソに興味をもち、ここでのワイン造りを甥のリカルド・パラシオスと行うときに葡萄の供給と醸造所を提供し、アルバロ・パラシオスのワイン造りに驚き、自身のワイン造りを一から見直し、現在、アルバロ・パラシオスのボデガス・ホセ・パラシオスと双璧のボデガにまで成功しました。
その後、フォルハス・デル・サルネス、アデガス・ギマロ、キンタ・ダ・ムラデッラのワイン造りをコンサルタントし、スケッチ、エル・ペカド、ア・トラベといった驚きの美味しさのワインをリリース、そして自らのボデガ、ボデガス・ラウル・ペレスで造るウルトレイア・シリーズもリリースしました。

世界中のワインジャーナリストが『天才醸造家』と呼ぶ

世界で最も有名なワインガイド、米国のザ・ワイン・アドヴォケイトのスペイン特集においてウルトレイア・デ・バルトゥイエ 2007が99ポイント、その他9つのワインが高得点を記録し、ラウル・ペレスの名は世界中のスペインワインファンに知れ渡り、まさに垂涎の的となりました。ICEX(スペイン貿易投資庁)やガリシア州政府は個人的な案件には普段は対応しませんがホームページにラウル・ペレスの快挙を称える文が掲載されました。

現在もボデガス・ラウル・ペレス、ボデガス・カストロ・ベントーサ、新たに立ち上げたラ・ビスカイナのオーナー兼醸造家として活躍、他にフォルハス・デル・サルネス、アデガス・ギマロ、ボデガス・エステファニア(※1)などの醸造コンサルタントとして活躍、今回のデキャンターの情報だと76種類のワインを造っているとのことでした。

同じエリアで同じ葡萄品種でいくつかの素晴らしいワインを造る醸造家は何人かいますが、異なるエリア、異なる葡萄品種からこんなにも素晴らしいワインを造り出す醸造家はラウル・ペレスだけではないでしょうか。世界中のワインジャーナリストが『天才醸造家』と呼ぶのがよくわかります。

※1:ラウル・ペレスは1999年よりボデガス・エステファニアの醸造責任者を務めています。

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